専門職としてのプライド

最近何かと専門家の意見を…とか正しい情報を!とか言いますがそもそも専門家と呼ばれる人はどういう人なのでしょうか?薬膳の勉強をしていてこんな話を聞きました。そもそも薬膳とは中医学の考え方をベースに診断をし食事を組み立てていくものです。そのため中医学を学ぶことは不可欠だと思うのですが助産師向けのセミナーで産前産後に良い食材を教えてくれればそれだけでいいと言われたというのです。私はそれを聞いて愕然としました。そんな上辺のノウハウを知るレベルで仕事をしているのかと。専門職として仕事をするということ、それは常により深く勉強をし続ける気持ちを持つことだと思っています。それができないのであれば自分は専門職であると言ってはいけない気がするのです。自分の仕事に誇りを持つこと、そして同じ職種に続く人たちにもその気持ちを伝えていきたいと思います。