処分できないジャージー

今朝の新聞にこんなタイトルの読者投稿が掲載されていました。思わず読んでしまった私はもう朝からウルウルとしてしまいました。うーん。今の私もまさに同じ気持ちだからです。内容は仕事休みのお天気の良い日に冬物の整理をしようと思ったら子供たちが学生時代に来ていたユニフォームやジャージーが出てきて。それはもう二度と着ることはないだろうけれど自分たちも子供の応援に通った思い出のものでもう少し遠い思い出になるまでしまっておきたいというものでした。我が家にも子供たちが使っていた剣道の防具や柔道の胴着がしまってあります。サイズが小さくなっていたり穴があいていたりもう着れないものもあります。でもそこには子供の成長とともに過ごした親の充実した日々も一緒に詰まっているのです。クラシックバレエの発表会で髪をお団子にしたりつけまつげをつけたり先生から舞台化粧をしていただいた娘の姿にワクワクしたこと。吹奏楽コンクールの成績発表で一緒に歓声を上げて喜びあったこと。柔剣道の試合でまさに一発逆転の試合に涙したこと等などそこには親の思い出がたくさん詰まっているのです。他にも子供たちの赤ちゃんの時の服や靴もどこかにしまって(?)あります。そして今卒業式を終えた学ランがどうしてもしまえずにアイロンがけしたワイシャツとともにまだハンガーにかかったままです。新しい生活が楽しみでもあるのになんとなく寂しい思い出の品。きっとこれからも捨てられずにずっとしまっているのだろうなぁと思っています。