“道”の精神で

みなさん!稀勢の里が優勝しましたね!!予想的中しました!小学生の頃から相撲を見続けている身にとってはとても嬉しい知らせです。それは稀勢の里が単に日本人ということではなく‘相撲道とは何か?’ということをしっかりと考えて相撲をとっている力士だと思うからです。息子が剣道の段審査に行った時のこと最後の総評の時に先生からこんな話を聞きました。「今日段に合格したみなさんおめでとうございます。段に合格したということは僕は段を持っているんだ!とえばるのではなく、これから初段は一年、二段は二年かけてそれぞれの段を持つにふさわしくなれるよう精進してください。」もう随分前のことですが今でも気持ちが引き締まります。“道”というものは一生修行なのだと思います。今、何がかけているかというとこういう気持ちなのだと思います。いろいろな協会がわずかな講習で協会資格を与えそれがさも素晴らしい資格者、専門家のようになっています。そしてその後会費を払い続ける必要があります。国家資格である私たち助産師であっても助産師であるということは仕事をする上で最低限必要な資格なだけであってそこからどれだけのものを積み上げていけるかということが求められるのだと思います。本物であるかの確からしさが危うい時代においてしっかりとしたものを届けられるように精進していかなければと思う日々です。