子供との生活

最近の子育て事情で気になっていることは子供を産み育てる主軸が家庭から離れていっているのではないかということです。確かに女性の就業率は上がり、結婚しても子供を産んでも仕事を続けている割合が高くなっています。私自身も子供を保育所に預けながら仕事してきましたので子育てしながら仕事も!という生活を否定するわけではありません。でも本来主軸は両親であり家庭生活が大切なことは変わらない思うのですがその辺がおぼつかなくなってきている気がしてなりません。それは今、子供を育てることというよりは子供を持つ・持っていることに重きが置かれているような気がするのです。その違いは物理的に子供と過ごす時間が長いかどうかではなく子供と向き合う姿勢がどうかということだと思います。たとえ時間的には短くとも子供にどう気持ちを向けていくか、それによってかける言葉や生活の有り様が変わってくると思うのです。子供を社会で育てようという活動が増えていることは良いことなのかもしれません。でも同時にお母さんの気持ちも変わってしまってはいけないと思います。どんなに世の中が変わっても子供が親を思う気持ちは変わりませんし、そのいかんで子供の育ち方が変わってくると思います。お母さんが家庭が円満であることに幸せを感じ、子供といっしょにいられる時間を大切にしたいと思って過ごせるようにするためには妊娠中からの環境も大事だと思います。将来の母子の幸せのために母としてスタートをきったお母さんを支えていきたいと思います。