ネット検索の盲点は?

JOPAの会長である下村先生がいつも口にする言葉があります。「新聞を読め~!」最近はほとんどすべてといって良いほど情報源はネットになってきていると思います。私自身も最近はパソコンを使えるようになってきたのでとても便利だと実感しています。でも同時に実感しているのはどんどん幅広く深い情報が取れなくなり、ピンポイントの浅い情報しか持たなくなってきたということです。それはいつも自分の調べようと思うことだけしか情報が入らなくなって来ていることと、すぐに調べられるのでそれで納得して自分で深く考えることが減ってきているからだと思います。そしてそのことは新聞のように何気なく見た記事に載っている思ってもみなかった方向からの見方や考え方を知る機会を失っているということなのです。お産に人工的な介入が入ることで何が変わってしまうのか?おっぱいが出ていることと出ていないことではお母さんと子供は何が違うのか?今、近視眼的な見方ではなくもっと奥深くにある違いについて真剣に考えていかなければならないと思います。動物園での動物の出産はなるべく自然のままに人は手を出さないようにと言っているのに人のお産にはどんどん医療介入が入り、動物では飼育員さんが初乳を飲ませようと必死になっているのに人は新生児室でミルクを飲み。それっておかしいとは思わないのかなぁ~?といつも思います。家族を守れるのは母なのです。そのためにはアンテナを高く張って幅広い情報を集めて欲しいと思います。