何でも話せる友達を

皆さんは困ったとき、辛い時に話せる友達を持っていますか?私はずっと人付き合いが苦手で、友達と呼べる人はいませんでした。でも、もともと一人で何かすることに寂しさは感じなかったので特に不自由なく過ごしていました。そんな私でしたが助産婦学校に入り初めて友達と呼べる人たちができました。学校は全寮制だったのでカリキュラムの後半は夜中でもオンコールの電話がかかりグループワークが一晩中行われるのも当たり前の生活で、自分ひとりではどうにもならないことがたくさんありました。当時はまだパソコンがなく印刷物は所定の用紙に手書きをしてそれを輪転機に回し印刷機にかけ綴じるという作業でしたので一晩では到底終わるものではありませんでした。そんな生活の中で朝の4時くらいであっても印刷を手伝ってくれる仲間、夜中に実習から帰ってもボイラーが止まる前にお湯をバケツにまで汲んでおいてくれる仲間に助けられました。人間いつ何が起こるかわからない中でどんなときにも助けてくれる友がいることはどんなに心強いことかそんな友を是非とも持って欲しいと思います。先日高三の息子の友達が泊まりに来ました。ゲームをしたり話をしたりいろいろでしたがそれよりも三人がそばにいることでのお互いの安心感を感じました。部活でずっと一緒に過ごしてきた仲間、辛い時も嬉しい時も一緒に過ごし相手の気持ちが手に取るようにわかる関係だからこその安心感なのだと思います。子育てをしていく中で、母だけではどうにもならないことは出てきます。そんな時に仲間がいれば何とか頑張れます!是非是非いい仲間を作って欲しいと思います。