いくつの顔を持っていますか?

時々”~ちゃんのママ”って言われたくない!ちゃんと名前で呼ばれたい!というお母さんたちの声が載っています。確かに子供が小さい時はママ友同士の会話は~ちゃんママが多くなり~さん!と言われることは少ないかもしれません。

今、皆さんは普段いくつの顔をもって生活していますか?両親にとっての娘の顔、夫にとっての妻の顔、子供にとっての母の顔、そして個としての自分の顔。子育て中で小さなスペースになっていたとしても、この’個’の自分の顔があると思えると~ママの顔もいいかな?と思えるのではないでしょうか?私には他に助産師としての顔があり、さらに最近ここに祖母の顔が加わりました。そして両親が高齢になりこれから母の顔から娘の顔の部分が大きくなっていくと思います。たくさんの顔を持っていることは大変ですが楽しいことです。あるときは両親の通院の送迎をし、あるときは子供の試合応援に行き、そして又あるときはママ友とランチ。でも必ず個の自分の顔はあってそれらの合間に自分の時間も持っています。個の自分の中で大きなものはやはりオステオパシーの勉強を続けていることだと思います。衰えていく頭と身体に逆らってなお自分の興味のあることが見つけられそれに邁進出来ることは何よりの幸せだと思っています。

末息子が高三になった今これからは両親に向けての娘の顔を大事にしたいと思います。そして母になった娘と更に同じように母になっていく他のお母さんたちにとってもの母としての役割を大事にしていきたいと思っています。