妊娠中の身体について知ること

ずっと市の母親学級を受け持っていて驚いていることがあります。それはほとんど全員の妊婦さんたちが子宮がどこまで大きくなっているかを知らないこと、そしてお腹の赤ちゃんの入っている位置や向き、お腹の張りについて知らないことです。週数によって何週間かごとに妊婦検診に行き超音波で赤ちゃんを見ているはずなのに(ドクターからの説明もないのだと思いますが)知らないことを疑問に思わずに過ごしていることに驚きました。赤ちゃんについての状況の変化はお腹に赤ちゃんがいるお母さんが一番最初にわかるはずなのにどこに子宮があるかも分からずお腹の張りも分からなければ異常が起きても察知することは難しいと思います。無事に産めるか心配という妊婦さんも心配をしているだけで具体的なことが何も分からなければなんの手立ても打てません。まずはお母さん自身が自分の身体について知ること、そして問題が見つかればそれに対処することそれが無事に赤ちゃんを迎えることにつながります。